昨年同時期に、うちの社長がハウス自動開閉器の話を聞いたことから、販売元である旭川の株式会社ティンバーテックさんに訪問しました。

そこで、ハウス自動開閉器はハウスの内の温度の変化に合わせて、ハウスの巻上が自動で動くものだという事を知り、試してみたいということで、一件の農家さんと共同で試験運用いたしました。

農家さんを通じて、いかに実用的であるかを確認していただきました。

 

このハウス自動開閉器は、ネットに接続して管理し、お使いのandroid機器にて温度湿度気圧を常時確認でき、外部のネットワークから接続できるようにすれば、遠隔操作でハウスの巻上を操作できます。

設定によっては、朝起きてハウスに向かえば巻上は空いているし、夕方仕事を終えて帰るころには巻上は閉まっている。そんな状態にもなります。

さらに良い事というと、常に温度を測定してモーターが連動して設定温度に合わせるように動いていますので、例えばハウス内の温度を23度になるように設定した場合、

外の気温が15℃前後で少し風もある時、巻上を全開にしては少し温度が下がってしまいますし、閉めてしまっては温度が上がりすぎてしまう。

そんな時に常に温度を調節してくれるように巻上が動くのです。ですので、普通であれば難しいはずの常に〇〇度前後というハウス内の温度設定も、外気温と日照の度合いによっては可能になる場合があります。

 

そして導入して一番いい事というのが、そういった細かい温度管理というよりも、ハウスの巻上管理に手間がかからなくなるという点です。

この感じ方は農家さんによって度合いが変わりますが、自動で管理してくれるということで、他の事に労力を使うことができることがどれだけの事なのか。それが私たちが考えてる以上のものであることを、共同で運用した農家さんに教えていただきました。

 

一度使用してみると、運用方法も色々考えることができ、

お使いのスマートフォンでハウスの温度を一元管理できることから、温湿度気圧センサーを増設して、温度管理したいハウスに引っ張ったり、

あるいは、一台の運用で、管理が大変な時期ごとにハウスに付け替えてみたり、様々なアタッチメントをつけることで他にも知りたい情報を確認することができます。

 

そんなハウス自動開閉器を、今年から販売店として本格的に販売することとなり、冬の間から打ち合わせをしつつ、つい先日、一件の農家さんに設置してきました。

販売店として、設置はもちろんですが、アフターフォローも今後できるようにしていかなくてはならない為、メーカーさんに何度連絡したかわかりませんが、いつもとても親切に対応していただいたこともあり、設置した自動開閉器は無事動いていることを本日確認して来れたため、ようやく一安心しました。

初めての設置を終えたことで、自信と知識と経験もでき、ようやくここでご紹介できるなと思ったので、少し長くなりましたが記事にいたしました。

ご興味あるかたはお問合せ下さい。

 

株式会社ティンバーテック ティンバー農園 HP

http://farm.timber.co.jp