4月もあと少しで終わり、大型連休へと入ります。
4月上旬の寒い気候の中ではさくらの開花も例年よりも遅れるかと言われていましたが、暖かい日が続き、例年通りGW中には見ごろを迎えるとの事です。
当別の今年のもみ播きの状況については、早い人で15日頃で、遅い人で29日頃終わる予定とも聞いています。
今年は育苗時期の天気が良く、ハウス温度も比較的上がりやすい日が続くと思われます。
出芽時は種もみの位置で30~32℃の適温を確保するようにし、ハウスの温度管理に注意していただきたいと思います。
先週は非常に暖かい日が続いたため、15日に播種した方で高温障害にかかった方がいらっしゃいましたのでその写真も載せておきます。
全体的に出芽がまばらで、葉が先細っているのがよくわかると思います。
重度の高温障害にかかっている苗だと葉先がやや白くなっています。
この状態ですと、根が弱ってしまっている為、養分を吸収しにくく、生育抑制がおきている状態であるとの事です。
結果、この方は葉面散布剤を毎日使用して回復を図ることとなりました。
まだまだ気が抜けない時期が続くと思います。
ハウスの温度管理によって苗が障害を受けてしまうことは非常にもったいないことですので、どうか注意していただきたいと思います。