遅れていた稲刈りも終了して、今は秋小麦の雪腐れ防除を残すのみだという農家さんも少なくないと思います。

辻野商店ではまだお米の受入が続いております。

とは言っても、先に米や大豆を収穫して、ゆっくりと籾摺りをするといった方が中心です。集荷のピークは過ぎたかと思います。

お米の集荷をしていても、大豆の受入をしていても、やはり今年は量が少ないなと実感致します。

小麦で良くなかったので、せめて米麦大豆どれかは良い結果になればよかったと思うのですが、今年は全体を通して終了がないのかなと思います。

そんな年ですから、検査でも調製でも何かでお役に立ちたいと努力しております。

 

その中で、今年から当別町の薬草部会が手掛けている「紫根」(シコン)の乾燥調製を請け負うことになっており、

その調製が始まったので少しご紹介です。

 

紫根という薬草は聞きなれないかと思います。

その名の通り紫色の根の色をしており、上物は使わずに根だけが流通します。

田植えが終わった頃の6月に定植し、10月頃に収穫するので、農作業的にはかぶらないことから、輪作体系の一つにという目的から当初は始まりました。

しかし、薬草であるということで農薬関係が登録が無い為、除草処理が大変だという事と、収穫後の処理が非常に手間がかかるため、大きな面積をこなすにはまだ試行錯誤が必要です。

今年から乾燥調製を請け負うことになったのも、この収穫後の処理という点で非常に苦労していることを知ったためでした。

 

うちでは先週から平型乾燥機を使用して乾燥調製しています。

ただ収穫後、乾燥調製ができるようにするには、どろを取って芽を取ってと非常に手間がかかります。

この部分を農家さんで処理してから持ち込んでいただくのですが、約2aの作付でも、収穫物の処理で1週間から10日かかったと聞いています。

大規模な作付をするにはまだまだ問題が多い様ですが、受け入れた紫根の乾燥は特に気を付けて行っていきたいと思います。

写真は平型乾燥機と乾燥後の紫根